【パリ１４日】日本は試練の組！！ ラグビーの２０２３年Ｗ杯フランス大会の組み合わせ抽選会が当地で行われ、世界ランキング１０位（１４日現在）の日本は１次リーグＤ組に入って同２位のイングランド、同８位のアルゼンチンなどと対戦することが決まった。イングランドは昨年のＷ杯日本大会で準優勝。アルゼンチンは１１月にニュージーランドを撃破している。険しい道のりだが、史上初の８強入りを果たした昨年Ｗ杯を超える４強へ挑む。
列島を沸かせたラグビーＷ杯日本大会から１年余り。早くも３年後の対戦国が決まった。日本は強敵ぞろいのＤ組。主将ＦＬリーチ・マイケル（３２）＝東芝＝が、熱い思いを言葉に込めた。
「どのチームとの対戦もチャレンジングであり、今から２０２３年が非常に楽しみ。良いプールに入ったと思います」
花の都パリのブロンニャール宮殿で２３年Ｗ杯組み合わせ抽選会が行われた。パリ・オペラ座のバレエダンサー、アリス・ルナバンさんが引いた抽選で日本はイングランド、アルゼンチン、オセアニア予選勝者、米大陸第２代表との対戦が決まった。各監督はリモート参加という異例の形式。新型コロナウイルス禍の影響が色濃く残る抽選会だったが、関係者の熱気は一気に高まった。
日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ（ＨＣ、５１）も、「素晴らしい強豪チームとプールＤで対戦できることを大変光栄に思うと同時に、興奮している」と鼻息を荒くした。
それもそのはず。０３年大会を制したイングランドは、１５年Ｗ杯イングランド大会で日本を率いたエディー・ジョーンズ氏が監督を務める。昨年のＷ杯日本大会では準優勝で、今年も欧州６カ国対抗などを制し世界屈指の実力を誇る優勝候補。日本は過去の対戦成績で９戦全敗だけに、“エディー・イングランド”が大きな壁となる。
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