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Wednesday, December 23, 2020

ビジャレアル、レアル・マドリーと合意できる場合には久保建英との契約解消へ…スペイン紙報道 | ゲキサカ - ゲキサカ

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 スペインのスポーツ紙『マルカ』の電子版は23日、ビジャレアルにMF久保建英との契約を解消する考えがあることを報じた。

 今夏の移籍市場でレアル・マドリーからの1年レンタルで久保を獲得したビジャレアルだが、『マルカ』の電子版はこの冬の移籍市場で放出する考えがあることを報道した。曰く、久保がチーム内で居場所を失っているためという。

 久保はビジャレアル加入後、出場時間こそ限られていたものの公式戦20試合に連続出場。だがラ・リーガ直近の2試合は不出場で、ウナイ・エメリ監督はFWジェレミ・ピノ、FWフェル・ニーニョとクラブの下部組織出身選手たちを優先的に起用し始めている。同指揮官は先週、「全員がチャンスを得ている。だが私たちは結果を出していない選手を10試合連続で起用するためにここにいるわけではない。1試合に出たら、もっと出場機会を勝ち取らないといけない。下部組織の選手にも全選手にも言えることだ」と、そうした状況に関連した言葉を発していた。

 そして『マルカ』によれば、当初は久保とレアル・マドリーが出場機会の少なさに不満があったとされていたが、現在はビジャレアルが久保を十分な戦力と捉えなくなっており、レアル・マドリーと合意に至る場合には契約を解消する決断を下したとのことだ。

 『マルカ』によれば、ビジャレアルはレンタル料として250万ユーロ、さらに年俸負担も含めて約500万ユーロの費用で久保を獲得していた。予算1億1700万ユーロのクラブがこの新型コロナのパンデミック下で、買取オプションもなくそうした額を支払うのは並々ならぬ決断だったようだが、同紙は「しかし彼の出す結果は期待していたものとは程遠かった」と記載。またビジャレアルにとって久保の放出が、長期離脱を強いられたMFビセンテ・イボラの代役獲得を目指す上で、EU圏外枠が空くために都合が良いとの見解も示している。


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