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Sunday, December 20, 2020

前田穂南ら有力5選手が抱負 山陽女子ロード、岡山市で会見 - 山陽新聞

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会見後、ポーズを取る(左下から反時計回りに)前田穂南、一山麻緒、小原怜、岩出玲亜、安藤友香=山陽新聞社

会見後、ポーズを取る(左下から反時計回りに)前田穂南、一山麻緒、小原怜、岩出玲亜、安藤友香=山陽新聞社

 第39回山陽女子ロードレース大会を翌日に控えた19日、ハーフマラソンに出場する東京五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)、一山麻緒(ワコール)ら有力5選手が岡山市で会見し、意気込みを語った。

 高速化する世界との戦いをにらみ、序盤からハイペースの展開が予想される本番。「スピードを強化してきた。前半から流れに乗って走りたい」。前田は表情をきりりと引き締め、大会の日本人最高記録でもある自己ベスト(1時間9分8秒)を上回る走りを掲げた。

 出場選手で最速の1時間8分49秒を持つ一山も記録更新を目指す。この日、3年ぶりの岡山路を下見し「記憶がよみがえった。前回は長いと感じたが、練習をしっかり積むことができいるので楽しみ」と笑顔を浮かべた。

 前田、一山とともに来年1月の大阪国際女子マラソン出場を明言した岩出玲亜(千葉陸協)は「大阪に向け、しっかり勝負する。目標は3位以内」ときっぱり。先の日本選手権1万メートルで自己新をマークした安藤友香(ワコール)も「出場するからには結果を残す。1年の良い締めくくりにしたい」と力強く話した。

 今年は新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止や延期になり、選手たちは練習環境の変化にも苦労してきた。倉敷市出身で五輪代表補欠の小原怜(天満屋)は「(コロナ禍の中で)周りの方々の支えがありがたいと思った。少しでも岡山の元気になるような大会になればうれしい」と願った。

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