フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(ANA)が、24日のフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」で放送されたインタビューで、今季初戦となる25日開幕の全日本選手権(長野市ビッグハット)へ向けての思いを語った。
コロナ禍のため、長期間はコーチ不在で1人で練習したという。「やっぱり自分のスケートの長所って何だろうとか、自分自身とひたすら向き合ってやってきた。コーチからのアドバイスだけでなくて、自分自身が見つめた結果としてのスケートを見ていただけたらと思います」と話した。
ショートプログラム(SP)、フリーとも新曲で挑むことを語っており、特にSPはジャンプ、ステップの配置以外は全て自分で決めたことも明かした。「皆さんの前で演技するのはちょっと緊張する部分はありますけど。でも、ある意味、初めてアイスショー以外でちゃんと自分が振り付けを考えて、いろんな工夫をしながらつくり上げたプログラムかなと思います」と話した。
5年ぶりの日本一に向け、ライバルたちには負けられない。「それは勝ちます。だって、出るって決断したんで、それぐらいの気持ちじゃないとやれないと思います」と力強く宣言した。
24日には公式練習が行われ、競技会場のリンクで滑るのはジュニア&シニアの主要国際大会を完全制覇する“スーパースラム”を達成した四大陸選手権フリーの2月9日以来、319日ぶりとなる。
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