アーセナルへ移籍することとなった冨安 [写真]=Getty Images
アーセナルは31日、ボローニャから日本代表DF冨安健洋を完全移籍で獲得した。公式サイトで発表している。
トッテナムやアタランタなども関心を示していたなか、移籍市場最終日に世界屈指の人気を誇る名門への移籍が決定。背番号は「18」を着用する。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、契約期間は2026年6月30日までとなり、移籍金は2000万ユーロ(約26億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)となるようだ。
現在22歳の冨安は2016年にアビスパ福岡でプロデビューを果たし、福岡で公式戦通算56試合に出場。2018年1月にベルギー1部のシント・トロイデンへ移籍し、公式戦通算41試合に出場した。2019年夏に完全移籍で加入したボローニャではセンターバックや両サイドバックで活躍し、64試合の出場で3ゴール3アシストを記録した。
日本代表では2018年10月には19歳の若さでA代表デビューを果たし、ここまで23試合に出場。今夏にはU-24日本代表の一員として東京オリンピックに参加し、2試合に出場した
アーセナルは1886年に創設され、史上3番目に多い13度のイングランド1部リーグ優勝、史上最多14度のFAカップ優勝などを誇る。ただ、2003-04シーズンには無敗優勝を達成して以降はプレミアリーグでの優勝から遠ざかり、近年は成績が低迷。26年ぶりに欧州クラブ大会不参加となった今季は、開幕から3連敗、0得点9失点の最下位と苦しんでいる。
なお、冨安はクラブ史上4人目の日本人選手となる。これまでにMF稲本潤一(現SC相模原)、FW宮市亮(現横浜F・マリノス)、FW浅野拓磨(現ボーフム)がアーセナルでプレーしてきた。
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