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Tuesday, October 26, 2021

北京冬季五輪まで100日 テスト大会でコロナ対策の課題検証へ - NHK NEWS WEB

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北京オリンピック・パラリンピックに向けては年内に10のテスト大会が開かれ、組織委員会によりますと関連イベントも含め、海外から選手やスタッフなど合わせて2000人余りが中国を訪れる見通しです。

組織委員会は「海外からの新型コロナウイルスの流入は中国にとって最大のリスクで、テスト大会における最大の挑戦だ」として、徹底した対策をとる姿勢を強調しています。

感染対策は東京大会と同じいわゆる「バブル方式」で、大会関係者は事前のワクチン接種が求められる上、中国に入国後は指定された宿泊施設からの外出が厳しく制限され、外部との接触は遮断されます。

また、PCR検査を毎日受けるよう義務づけられています。

さらに、競技会場への移動には専用のバスなどを使うことになっていて、一部の競技会場では登録された車しか近づけないよう検問所が設けられるなど、厳重な対策がとられています。

競技会場では、選手やスタッフが立ち入る「バブル」の中と、そうでない区域はフロアが分けられるなど、完全に切り離されています。

テスト大会の取材は一部のメディアしか認められず、会場の入り口ではワクチン接種やPCR検査の記録を提示するよう求められます。

メディアが使う通路や取材エリアも厳密に定められ、競技後の選手のインタビューもオンラインでのみ行われます。

フィギュアスケートのテスト大会に出場した日本選手からは「感染対策がとても徹底していて少し驚いた」といった声も聞かれました。

フィギュアスケート会場での感染対策がメディアに公開された際には、「バブル」の中にいるスタッフがオンライン中継で、スタッフの健康状態やPCR検査の結果をデジタル技術を使って一括管理していることなどを紹介していました。

会場の責任者は「テスト大会を通して国際大会を開催できる能力とオリンピックを成功させる決意を示したい」と述べ、本番に向け万全の態勢をとっているとアピールしていました。

また、東京大会ではほとんどの競技が無観客で行われましたが、北京大会では中国本土に住んでいる人に限って観客を受け入れる方針です。

組織委員会は「条件が整えば、今後のテスト大会で観客を入れたい」としていて、そうした経験を踏まえ本番での観客の規模や感染対策の内容などを示すものと見られます。

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