男子ゴルフの石川遼が新型コロナウイルスに感染したことが２９日、わかった。
マネジメント会社によると、２８日朝に発熱の症状があったため、自宅で簡易キットによる抗原検査を行った。陰性だったものの熱が高かったため、病院でＰＣＲ検査などを受け、２９日に陽性が判明した。現在は薬を投与し、熱は下がってきているといい、自宅療養している。感染経路は不明で、練習などで接触した関係者数人は濃厚接触者に認定されていないという。
変異株「オミクロン株」かどうかはゲノム解析の結果が出るまでわからないが、同社では「医師から本人が伝えられたところでは、オミクロン株の可能性は限りなく低いだろうということだった」とした。
石川は１０月に行われた米下部ツアーの予選会に出場。帰国後２週間の自主隔離期間中に宿泊していたゴルフ場で練習し、コーチやゴルフ場関係者とラウンドや会食をしていた問題が発覚し、日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）と選手会の副会長を辞任した。１か月の出場停止処分の終了後は、公共交通機関を利用しないなど感染対策に留意し、練習などでオフを過ごしていたという。
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