プロ野球、日本ハムの新庄剛志監督がことし最初の現場の仕事として、千葉県鎌ケ谷市で行われている新人選手の合同自主トレーニングを視察しました。
日本ハムにはことしドラフト1位の奈良・天理高校の達孝太投手など支配下で9人と育成選手で4人が入団し、9日から鎌ケ谷市にある2軍の球場で合同自主トレーニングを始めました。
新庄監督はことし最初の現場の仕事として新人選手を視察するため、午前10時前に赤のセーター姿で球場に到着し、報道陣に向かって「明けましておめでとうございます。まずは新人選手の動きで開幕から使えるかどうか見ます。楽しみでしかたない。これからの主役は選手になってくるので、1日も早くタレントになる選手が出てきてほしい」と話しました。
新庄監督はグラウンドに出てきたあとはキャッチボールをする選手たちの動きを確認し、非公開で行われた室内の練習では守備やバッティングを視察しました。
視察を終えた新庄監督は「キャッチボールで達君はもう少し柔軟運動をしてから投げさせてほしいと自分の芯を持ってやっていた。僕も勉強しながら選手にあったアドバイスをしていきたい」と話していました。
一方、合同トレーニングの初日を終えた達投手は「監督からは『投げることを楽しみにしているよ』と言われました。特に周りの目は気にせずにやるべきことをやりました」と話していました。
新人選手は今月29日まで合同自主トレーニングを行い、来月から始まるキャンプに備えます。
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