「まだ何も成し遂げていないし、明日の試合は今までやってきたことを全て出し切って、日本を代表していいサッカーをして勝ちたい。ホーム埼玉スタジアムでやっているアドバンテージを活かして、キックオフの笛が鳴った瞬間から全員で死に物狂いで戦いたい」
日本のチームに対し、ライバル意識をむき出しにしてくる韓国勢との対戦。それでも関根は「韓国勢とやるのは楽しみに思っている」と言い切った。
「激しいプレーもしてくるだろうし、日本に対していろんな思いがあると思う。やられる前にやり返すだけ。自分自身、90分間、120分間わからないけど楽しみたい。負ける気はさらさらないので全力でぶつかりたい」
関根自身は2017年夏、ドイツのインゴルシュタットに移籍したため同年のACL優勝を経験しておらず、19年夏の浦和帰還後は決勝で敗れた苦い記憶も持つ。「自分はACLのタイトルを取ったことがないし、特に19年は悔しい思いはすごく残っているので、その思いを晴らすにはこのACLの舞台しかない。まずは明日勝って、決勝の舞台に立てるように頑張っていきたい」と熱く決意を示した。
さらに報道陣の質問が途切れた後、大会運営スタッフが一度は会見終了のアナウンスをしたが、関根は「すみません、いいですか」と制止し、報道陣を通じてサポーターに熱く呼びかけた。
「明日の試合は大一番になるし、一人でも多くのサポーターにスタジアムに足を運んでもらう必要があると思っているので、この思いをサポーターの人たちに届けてほしい。一人の力が本当に選手の後押しになるので、サポートよろしくお願いしますと伝えたい」。大観衆に後押しされた埼玉スタジアム2002でカップファイナルへの切符を掴むつもりだ。
(取材・文 竹内達也)
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