新型コロナウイルスの感染が道内の広範囲で相次いでいることを受け、道は感染症対策チームを立ち上げました。感染経路を特定するための疫学調査を強化するとしています。
道内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは２４日までに広い範囲で３０人にのぼっていて、感染経路がわからないケースも相次いでいます。
こうした状況を受け道は２５日、感染拡大の防止や感染者の受け入れ体制を強化するため、４０人余りの職員でつくる「新型コロナウイルス感染症対策チーム」を立ち上げました。
対策チームの職員に対し鈴木知事は「感染者が都市部だけでなく広域に範囲が広がっていて、これまでの状況とは明らかに違う。この１週間から２週間が瀬戸際で、危機感を持って対応してほしい」と指示しました。
対策チームは、感染経路の特定に向けて疫学調査を行うための体制を強化するほか、感染者が今後も増えるおそれがあるとして、医療機関と協議して感染者を受け入れるための病床を増やすことにしています。
さらに、厚生労働省に対して専門家の派遣を要請した結果、政府の対策チームが北海道に派遣されることになりました。
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February 25, 2020 at 09:27AM
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