１１０番非常通報装置の４月設置を目指し申請中の道の駅ばんだいの事前研修が２８日までに、磐梯町の同駅で行われた。同装置の普及などを図っている日本防災通信協会（日防災）県支部によると、設置されれば県内の道の駅で初になるという。
同装置は、凶器を持った不審者が施設内に入ってきた際などに、１１０番に電話をしなくても、通報ボタンを押すだけで、自動的に緊急事態の発生を警察に知らせ、直ちに警察が出動するシステム。県警本部による審査などを経て、重要施設や公共性の高い施設として承認を受けた場合に設置できる。
県内では、凶悪事件の発生などに備え、金融機関や市町村の施設などに設置されている。
研修では同支部の本吉正人統括支部長が、同駅の職員に通報装置の仕組みや取り扱い方法などを説明した。
道の駅を運営する会津嶺の里の代表取締役の五十嵐源市氏は、研修に参加し「利用客が安心して買い物したり、くつろげる環境にしたい」と話していた。
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March 30, 2020 at 07:16AM
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