新たに就任した北海道教育委員会の小玉俊宏教育長が記者会見し、学校の臨時休校について「５月末までの延長も想定して市町村と話をしている」と明らかにしました。
小玉教育長は６０歳で、道の環境生活部長や公営企業管理者などを経て２８日付けで道教育委員会の教育長に就任しました。
３０日の就任会見で学校の臨時休校について「来月７日からの学校再開は難しいと考えている。延長期間は来月いっぱいを想定して市町村にも話しているが、市町村からはやむをえないという意見が多い」と述べ、来月末までの休校延長も念頭に置いて調整していることを明らかにしました。
一方で、学習の格差が懸念されることについては「教科書にそって課題を出しながら、児童や生徒の学習の進捗を確認する取り組みを考えている。その上でＩＣＴを活用した授業の遠隔配信などの環境を整えていきたい」と述べました。
また、新型コロナウイルス対策に尽力するさなかに倒れ、今月４日に亡くなった佐藤嘉大前教育長についても触れ、「志半ばで亡くなられた佐藤教育長の思いも受け止め、北海道の教育の発展に全力で取り組んでいく」と意気込みを述べました。
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April 30, 2020 at 02:21PM
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道教育長“来月末まで休校想定”｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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