「道の駅」「ボウリング場」営業再開へ準備 一方、再開見送る焼鳥店も【佐賀県】
2020/05/06 (水) 18:48
【道の鹿島・藤雅仁駅長】「7日から通常営業、朝9時から夕方6時までの営業再開を決定した」5月1日から休業していた道の駅鹿島。営業を再開するうえでレジの店員と客との間で飛沫を防ぐために透明シートを設置しているほか、客にできるだけ短時間で買い物を済ませるよう呼び掛けるアナウンスをして感染予防に努めたいとしています。取材中にも、道の駅のファンだという客が訪れました。【道の駅鹿島・藤雅仁駅長】喜んでいました。あした１番で来ると」【白石町から】「開けてもらったら私たちは助かる」【白石町から】「道の駅好きなので（営業再開は）うれしいが人が集まって感染が広がらないか心配。対策はしっかりしてもらいたい」藤さんは、営業を再開できることに安堵する一方、不安も感じています。【道の駅鹿島・藤雅仁駅長】「鹿島市内でコロナが出ないことを祈りながら営業をさせていただく、それが第１の不安。２番目の不安は県外のお客様が押し寄せてこられないことを期待しながら営業する」
佐賀市のボウリング場も、7日に営業を再開します。6日は、レーンにオイルを塗ったあと機械の動作確認をするなど、準備が進められました。また、このボウリング場の「ボウリングクラブ」には、高齢者を中心におよそ900人ものメンバーがいてあすからの営業再開を電話で知らせていました。【ボウルアーガスインストラクター橋本朔也さん】「まずは一安心佐賀県内でも感染が増えつつある。クラスターなど起きないように気を付けて営業再開したい」このボウリング場では、ハイタッチの禁止や1つのレーンに3人までの人数制限、そして、県外からの客の入場を今月末まで断るなど、感染防止策をすることにしています。
一方、こちらは、4月11日から休業している佐賀市松原の焼き鳥店です。（焼鳥大成・船津丸大成さん）「7日からは（営業再開）しないですね、まだ。まだ、自分の中でコロナに対して不安な部分がある。実際、会社関係が『飲みに行っていいよ』と言われているのかなと。その情報がほしい。」船津丸さんは、県の方針が、自粛要請から自制に変わったことで、より店側に責任が委ねられることになるのではないかとも考えています。そこで、カウンターの椅子の数を減らして間隔を広くするなど感染防止対策を行った上での営業も考えたといいますが・・・。（焼鳥大成・船津丸大成さん）「「1ｍ50とかだったら、こんな感じになるでしょう。結局お客さんが来たら席の間隔が詰まると思うんですよ。お客さんお客さんが接近しながら場所を楽しむという部分もあるので。」「とりあえず、様子を見ようというところですかね。佐賀の状況。だから、前のように戻すために、もうちょっと我慢しとこうかなと」
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