詩人の谷川俊太郎さん(88)は、平和への思いを、自らの言葉で詩に込めてきた。戦後75年を迎えたこの夏、本紙のインタビューに応じ、毎日の生活を地道に続け、その生活を守ることしか戦争反対の道はないと語った。
父は法政大総長も務めた哲学者、徹三さん=愛知県
年を追うごとに「戦争ってのはなくならない」と確信するようになった。世界中でテロ行為的な戦争が次々と起きる。リモートコントロールで爆撃できるドローンのように、新しい技術はすぐに兵器に応用される。そんな現実にぶつかっても、反戦の思いは変わらないという。「どんなに正義をふりかざしても、人が人を殺すのは自分にとっては嫌」と話す。
日本の戦後については「ずっとまあ、一応、平和だった。我々の日常生活ってのは平和がまず先」と振り返った。一人の人間として、戦争にあらがうにはどうすればいいのか。谷川さんが思い至ったのは「地道に毎日の生活を続けていくこと。その生活を信じ、守ること」だ。
◆谷川俊太郎さんインタビュー詳細はこちら
関連キーワード
"道" - Google ニュース
August 09, 2020 at 04:00AM
https://ift.tt/3ikYLbi
詩人・谷川俊太郎さんが見つけた戦争反対への道 - 東京新聞
"道" - Google ニュース
https://ift.tt/37fc0UX
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment