パ・リーグ ロッテ7―0ソフトバンク ( 2022年9月1日 ペイペイD )
5位ロッテは1日、ソフトバンクを7―0で下し4連勝。借金は1(58勝59敗1分け)となった。先発の美馬学投手は、7回無失点の好投で、今季7勝目を手にした。
先発・美馬は、初回から上々の立ち上げをみせた。多彩な変化球を使った丁寧なピッチングで、7回3安打無失点の好投。打線は、2回1死で井上が右翼席へ今季4号ソロを放ち、先制。3回には中村奨と井上の適時打でさらに3点追加した。9回2死二塁から、高部が左前適時打を放つと、続く中村奨が左翼席への一発で勝利を確実にした。
試合後のインタビューで、美馬は「チームが勝っている中で 勢いを止めたくないなと思って全力でいきました」とコメント。「序盤ストライクが入らない中で、しっかり松川がリードしてくれて何とか抑えることが出来た。野手の皆さんに点を取ってもらったおかげで、7回まで投げることが出来たと思います」と振り返った。
好調の要因については、「オールスター明けから休みもあったんですけど、しっかり準備できて状態も上がった状態だった。良い準備が出来て、良い状態でマウンドに上がれているのが良いピッチングが出来ている要因だと思います」と話した。
今季4号ソロを含む、3打点の活躍をみせた中大の後輩・井上 晴哉内野手には「大学時代から心強かったですし、相手チームの時も嫌な相手で良いバッターだった。味方になって本当に心強い存在です」と笑顔。「声をかけるとしたら?」の質問には、「なんすかね…。“よくやった!”で良いんですかね?」と少し照れた表情で答えた。
最後には、「まだまだ、チャンスがあるのでしっかり上目指して勝ち続けて、どんどん上に行けるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
井上は、8月28日の楽天戦以来の4号先制ソロに「打ったのはストレートです。美馬先輩を援護することができて良かったです。ありがとうございました。ごっちゃし!」とコメント。中央大の先輩・美馬の好投に応えた一発となった。
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