春告げるユキワリソウ 東御の道の駅で展示会 - 信濃毎日新聞

　早春にかれんな花を咲かせるユキワリソウ（雪割草）の展示会が２２日、東御市の道の駅雷電くるみの里で始まった。２４日まで。紫やピンクなど濃淡や形が多彩な１０８鉢が並び、来場者が目を凝らしながら「かわいい」「見事だね」と見入っている。

　上田市と東御市の愛好者３人でつくる「東信雪割草会」が毎年開催。展示しているのはキンポウゲ科ミスミソウ属のユキワリソウで、交配が楽しめる園芸種として人気がある。指先ほどの小さな花は交配によって色、雄しべや雌しべの付き方、花びらの数などが変化する。

　東信雪割草会の松永次男さん（７３）＝上田市＝は３０年ほど前に展示会で見て「小さくて育てやすそう」と始めた。例年開花は２月初めごろだが、今年は暖冬で１月中旬ごろから咲き始めた。「見てもらえるのが張り合い。育てた疲れも和らぐ」と話した。

　入場無料。午前１０時〜午後４時（２４日は午後３時）。１鉢４００〜１５００円で販売もしている。

（2月23日）

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February 23, 2020 at 06:51AM
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