京築地区の新しい特産品になることが期待されている超極わせタマネギ「けいちく新たま春一番」の出荷が始まった。昨年秋に作付け、初の収穫時期を迎えた。京築地区の道の駅や農産物直売所で販売している。支援する京築普及指導センターによると、極わせ種よりさらに早く出荷できるため売れ行きは好調で、生産者を地域全体に広げていく考えという。京築地域農業・農村活性化協議会の地産地消推進部会が新たな特産品づくりとして企画。豊前市、上毛町、みやこ町、苅田町の35農家が協力し昨年10月に栽培を始めた。超極わせの「スーパーこがね玉葱（タマネギ）」という品種で、辛みが少なく甘いのが特長。京築地区には普及していないため価値が高く、3玉240円などで販売している。今月末ごろまで出荷が続く。
みやこ町勝山大久保で約千株を育てるJA福岡京築直売所部会長の吉松弘司さん（72）は「1個100円近くで売れれば、農家の“賃金”分が確保できる。広く普及して農家の助けになればありがたい」と話した。 （石黒雅史）
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March 16, 2020 at 04:00AM
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超極わせタマネギ初出荷 京築の道の駅などで販売 - 西日本新聞
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