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Sunday, March 8, 2020

看護の道へ、静かな巣立ち 酒田と鶴岡の専門学校 - yamagata-np.jp

 酒田と鶴岡の看護専門学校で7日、卒業式が行われた。新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて規模縮小が図られる中、県内外の医療現場へと巣立つ決意を新たにした。

【酒田看護専門学校】祝辞を一部省略

規模縮小や保護者のマスク着用徹底といった感染症対策が講じられる中、卒業生21人が決意を新たにした=酒田市・公益ホール

規模縮小や保護者のマスク着用徹底といった感染症対策が講じられる中、卒業生21人が決意を新たにした=酒田市・公益ホール

 酒田市公益ホールで開かれ、8回生21人が出席。来賓と在校生の出席を制限し、祝辞を一部省略して行われた。

 斉藤宗一学校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「現場では戸惑うこともあるだろうが、患者さんの痛みや苦しみに耳を傾け、心を込めて看護に当たれば道は開ける」と式辞。丸山至酒田市長の祝辞、在校生で唯一出席した2年長崎千紗さん(30)の送辞に続き、卒業生代表の上林美友さん(21)=鶴岡市出身=が「共に励んだ仲間がいたから、夢に向かって歩み続けることができた。実習での患者さんとの出会いの中で、看護の楽しさを見つけて」と後輩たちにエールを送った。

【荘内看護専門学校】保護者の姿なく
 鶴岡市立荘内病院で行われ、来賓と保護者の参列を取りやめて卒業生21人に教職員などを合わせて約30人が出席した。

在校生代表の言葉に耳を傾ける卒業生たち=鶴岡市立荘内病院

在校生代表の言葉に耳を傾ける卒業生たち=鶴岡市立荘内病院

 鈴木聡校長が代表生徒に卒業証書を手渡し、「(規模縮小は)大変申し訳なく、苦渋の決断だった。こうした状況を胸にとどめつつ、笑顔と優しさを忘れず患者に寄り添ってほしい」とあいさつ。代表の斎藤明日香さん(21)が「豊かな人間性が必要な仕事だと実感している。思いやりを持ち、人と社会を支える看護師を目指す」と述べた。

 卒業生の多くは県内外の病院に勤め、一部は進学する。

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