主砲がバットと足で、観衆を魅了した。西川の適時打で先制した一回。なお１死二塁の好機で中田が、左翼フェンス直撃の適時打を放ちリードを広げた。
続く近藤の打席では、フルカウントから思い切りよくスタート。２０１６年７月２０日楽天戦（帯広）以来、４年ぶりの盗塁を決めた。「盗塁しちゃった。個人的にはすごくうれしかった。今季の思い出に残るよ。もうしないけどね。ケガしちゃうから」。めったに見られない激走が、チームの空気を大いに盛り上げた。
天敵を攻略しつつある。三回１死三塁で迎えた第２打席は、飛距離十分の中犠飛で４点目を叩き出した。楽天先発の松井に対しては、昨季まで通算２９打数２安打と大苦戦。だが、今季は３度の対戦で２本塁打、６打点とカモにしている。
「ずっとやられている印象がなかなか抜けない。必死に食らいつく気持ちで打席に立って、たまたま本塁打や適時打になっているだけ」
快音を重ね、今季の打点数は「７５」に伸びた。本塁打、打点の２部門でリーグトップを快走中。頼れる４番が、力強く打線をけん引している。（宮西雄太郎）＜道新スポーツ９月４日掲載＞
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September 04, 2020 at 08:04AM
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【道スポ】中田 ４年ぶり盗塁：北海道新聞 どうしん電子版 - 北海道新聞
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