9月15日(火)21時より、 玉木宏主演、 フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』最終話(2時間スペシャル)が放送される。
養父母を死に追いやったキリシマ急便社長・霧島源平(遠藤憲一)への復讐を企てる双子の竜一(玉木)と竜二(高橋一生)の23年間にわたる物語も、ついにクライマックス!
宿敵・源平を追い詰める手段を失い、ライター・沖和紀(落合モトキ)に正体と過去の秘密を突き止められてしまった竜一は、竜二や妹の美佐(松本穂香)を守るため、単独で暴走していく。
一方、竜二は、運輸業界日本一を目前にしたキリシマ急便に対して驚きの手段を講じていた。
そんな最終話を前に、玉木宏と高橋一生に話を聞いた。
<玉木宏&高橋一生インタビュー>
――最終話を前にして、竜一と竜二の関係性はどうなっていくのでしょうか?
玉木: 竜二は、アクセルを踏みながらブレーキもかけているような印象があって、いろいろと頭を働かせながら計算高く生きていけるところは、双子であっても違う部分だと思います。
竜一は長男だからこそ、竜二や美佐を守らなければという気負いがすごくある人。一生くんも前に言っていましたが、竜二は国交省の官僚としてキリシマ急便に影響力がある立場にあるので、復讐する前に自己解決している部分があります。でも、兄の竜一が復讐に突き進むから、そこに寄り添うことを決めている。
それはきっと、竜一が言ったことに従うという幼少期からの関係性なのだと思います。
高橋: 表の道を歩み、正攻法で潰してやろうと考えている竜二に反して、竜一はどんな手を使ってでも復讐してやると考えています。竜二には「人を殺す」という概念がないから、まさか竜一がそんなことをしているとは思わないという感覚があったと思います。
ただ、中盤でその事実を知ってしまい、二人のフォーカスがズレていきます。人間は、一線を越えてしまうと次は楽々と乗り越えられてしまう生き物だと思うんです。「コイツ何をするかわからない」という危うさがある竜一に対して、竜二はあるところは守って、あるところでは攻撃しなくちゃいけないという立場。
けれど、竜二も竜二で、美佐とまゆみという2人の女性を心の中に置いてしまい、考えがブレてしまっていますからね(笑)。
そういったズレやブレを乗り越えて、再びフォーカスが合って、「やるぞ!」となった2人の姿を楽しんでもらいたいです。
―― 作家・白川道による未完の同名小説では結末まで描かれなかった復讐劇が、ドラマオリジナルの展開で完結することについての感想は?
玉木: よくぞここまでちゃんとゴールを作ってくれました、という印象です。第1話の冒頭が、最終話にしっかり繋がっています。また、最終的な復讐とは何だろうと思ったときに、斉藤一成でもなく和田猛でもなく、矢端竜一という人間としてその場に立っていたいと僕自身思っていたので、そのようにクライマックスを作ってもらえて良かったです。
高橋: 相手を知れば知るほど憎くなるけれど、相反して復讐がやりづらくなることもあるという諸刃の剣のような恐ろしさがあります。竜一の竜二や美佐への気持ちや、竜二のまゆみへの気持ちといったさまざまな思いが負荷として乗っかるなかで、もう引くに引けない2人の復讐がどのような決着を迎えるのかが見どころです。
第1話冒頭のシーンについても、「だからこうなったのか!」と思っていただけるはずですので、みなさんのリアクションが楽しみです。
<最終話あらすじ>
源平(遠藤憲一)の殺人教唆の証拠を手に入れられず、打つ手がなくなった竜一(玉木宏)は、さらに沖(落合モトキ)から“矢端竜一”が生きている証拠を突きつけられ、窮地に陥る。そのうえ、沖が美佐(松本穂香)にまで近づいたことを知り、竜一はますます焦りを募らせる。
一方、エニイウェイズとの契約内定を取り付け、ついに悲願である運送業界トップの座が視野に入ってきた源平は、一層言動に狂気を帯びていく。
これ以上竜一に危険なことをさせたくない竜二(高橋一生)は、「俺に計画がある」と、次の手を持ちかけようとするが、竜一は話を聞くより先に、ある決意を胸に美佐のもとへ。
翌日、異変を感じて竜二が駆けつけると、竜一は衝撃の事実を打ち明け、「もうお前はいらねぇ」と、竜二に銃口を向け…。
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September 15, 2020 at 09:24AM
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『竜の道』が最終回!玉木宏「よくぞここまで作ってくれた」 高橋一生「みなさんのリアクションが楽しみ」 - フジテレビュー!!
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