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Tuesday, March 17, 2020

台風で峠道の県道不通 佐久市田口の馬坂区 今も市街地との交通途絶 - 信濃毎日新聞

 群馬県境にある佐久市田口の馬坂(まさか)区で、昨年10月の台風19号で峠道の県道が全面通行止めとなったため、被災から5カ月以上たっても佐久市街地との交通が途絶した状態が続いている。区の住民は80〜90代の3世帯4人。生活圏は主に群馬県側にあり道路も通っているため孤立してはいないが、市街地方面から親戚らが集落に行くには群馬側の迂回(うかい)が必要。県道の復旧の見通しは立っておらず、同区住民からは早期開通を望む声が上がっている。

 全面通行止めとなっているのは県道下仁田臼田線。佐久市下小田切から田口峠を越え、群馬県南牧(なんもく)村、下仁田町へと通じる。峠はヘアピンカーブが100を超える難所。台風で土砂崩れが起きたり、土砂崩れ防止用の柵が破損したりしたため、約14キロ区間で全面通行止めが続く。県佐久建設事務所(佐久市)によると、復旧には落石を防ぐフェンスの設置が必要だが、崩れたのり面に合わせて支柱などの部品を作る必要があり、工事の長期化が予想される。

 馬坂区の住民は日頃、隣接する南牧村などにあるデイサービスセンターや病院を利用している。現在、佐久市街地から同区に行くには、別の峠を通る国道254号を使って群馬側に入り、下仁田町を経由しなければならない。通常は車で40分ほどだが、迂回することで1時間以上かかる。

 「早く田口峠が通れるようになってほしい」と、同区の市川一代さん(84)。家族は佐久市街地に住んでおり、台風19号が最接近した際は田口峠を越えてやって来た三男の車で南牧村の親戚宅へ避難した。長男と三男は毎月1〜2回、食料品や日用品を車に積んで集落を訪れる。迂回路のため「時間がかかり、子どもたちの負担が大きい」と話している。

(3月18日)

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March 18, 2020 at 07:03AM
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