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Tuesday, May 19, 2020

新野菜アレッタ 栽培成功 道の駅なかのと駅長 県内で唯一生産 - 中日新聞

アレッタを収穫する田中雅晴さん=七尾市山崎町で

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 中能登町井田の道の駅「織姫(おりひめ)の里 なかのと」の駅長田中雅晴さん(81)=七尾市山崎町=が、ブロッコリーとケールを掛け合わせた新野菜「アレッタ」の栽培に初めて挑戦し、成功した。「おいしくて、栄養価も抜群だよ」と田中さん。道の駅店頭に出荷したアレッタが並んでいる。(稲垣達成)

 アレッタは二〇一一年に品種登録された野菜で、カロテンやビタミン類を豊富に含む。青汁の原料となるケールには苦味があるが、ブロッコリーを掛け合わせることで甘味が出るという。

 県農林総合研究センター(金沢市)によると、県内では田中さんのほかに、中能登町の「あんがとう農園」がアレッタを栽培。ただ、同農園は数年前にアレッタの栽培をやめており、今は田中さんが唯一の生産者だという。

 田中さんは昨年十二月からハウス栽培を開始。約五十平方メートルあるハウスに二百四十株を植えた。記録的な暖冬の影響もあり、すくすくと成長。青々とした葉をつけ、腰の高さほどまでに育ったアレッタがぎっしりと並ぶ。田中さんは「こんなにでかくなるとは思わなんだよ」と苦笑する。

 三月下旬から出荷。日を追うごとに売れ行きも良くなり、四月半ばごろからは、売り切れる日も多いという。毎朝、一時間半ほどかけて収穫し、袋詰め。忙しい日々にも、「こうやって野菜が育つのが楽しみでね」と充実感をにじませる。

 「素直な味で、どんなふうに調理してもおいしくなる」と田中さん。調理法として炒め物や煮物、おひたしなどを提案。「くせがなく、子どもでも高齢者でも食べられる。道の駅の新たなヒット商品にしたい」と話している。

 入荷状況によっては店頭に並ばない日もある。販売は今月末までの見込み。

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