県内を直撃した昨年秋の台風で大量に発生した倒木の利活用を進めている多古町の道の駅多古のレストラン「キッチンTAKO(たこ)」は、1日の通常営業再開に合わせ、人気商品の米粉のワッフル専用の食器「倒木プレート」と、飲み物を置く「倒木コースター」の使用を始めた。 (小沢伸介)
町内の本三倉地区で切り出したスギの皮をはいで輪切りにし、乾燥させて表面をやすりがけした。プレートは直径20センチ余で、乾燥の過程で不規則な割れ目が入っている。コースターは直径10センチほどで、それぞれ約30枚用意した。当初は完成度を重視してゆっくり乾燥させるつもりだったが、「割れていてもいいのでは」との協力者の意見で考え直した。予定を半年ほど早め、新型コロナウイルスのためテークアウト限定で営業していた合間にスタッフが準備した。
ワッフルは特産の多古米の米粉を使ったグルテンフリーで、「タコメコワッフル」と命名。1月に販売を始め、既に健康志向やアレルギー体質の人のリピーターもいるという。今月は主食系とデザート系の6種類を販売している。
スタッフは、注文を受けると事情を説明し、割れ目にナイフが挟まらないよう注意を呼び掛けている。それでも、多くの客は地域の環境を守ろうとする取り組みに理解を示し、中には「プレートがほしい」という要望もあるそうだ。
考案した川口明美さん(54)は「落とすと割れやすく、長持ちしないかもしれないが、プレートを補充するため再び山に入る覚悟はできている。ワッフルを味わいつつ、プレートの天然の風合いも楽しんでほしい」と話している。
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