Pages

Wednesday, November 25, 2020

マリオットと積水ハウスが道の駅に“素泊まりホテル” 狙いは - 日経クロストレンド

米ホテル大手のマリオット・インターナショナルと積水ハウスが道の駅に隣接するホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」の全国展開をスタート。最大の特徴は“素泊まり専用”であること。狙いは「地域を渡り歩く」という新たな旅のスタイルを提案し、地域活性化に貢献するためだという。

2020年10月9日にオープンした「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上」。道の駅「古今伝授の里やまと」の真裏で徒歩1分の距離にある。客室は87室

2020年10月9日にオープンした「フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上」。道の駅「古今伝授の里やまと」の真裏で徒歩1分の距離にある。客室は87室

 フェアフィールド・バイ・マリオットは2020年10月に栃木、岐阜、三重、京都の4府県で6施設計約450室を開業した。25道府県の自治体、36社のパートナー企業と連携し、25年までに約3000室を順次開業していく計画だ。

 最大の特徴はレストラン機能がなく、素泊まり専用であること。これは、事業のコンセプトである新しい旅のスタイル「TRIP BASE STYLE」、そして地域活性化を実現するために必然的な形だったという。

 「地域を渡り歩く拠点として目的を定めずに知られざる魅力スポットを探索してもらい、地域観光の活性化を図るプロジェクトとして拡大していきたい」と言うのはフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトマーケティング部の濵口裕美子部長。

 道の駅にはご当地グルメや地域の特産品が必ずある。そして当然、周辺への移動もしやすい。ホテル内に飲食店がないので、食事は道の駅や近隣の飲食店を利用したり、食材を購入してホテルで調理してもらったりするなど、ホテル外での消費を促す。

 比較的近いエリアに複数のホテルを開業したのも、道の駅のあるエリアを宿泊しながら移動するスタイルを提案する狙いがある。例えば、岐阜県内では美濃加茂市、美濃市、郡上市にそれぞれ10月上旬に開業しているが、3施設は車で1時間程度の圏内に位置する。1カ所にとどまるのではなく少しずつ移動しながら各地の食や文化に触れる、そんな“渡り歩く旅”を想定している。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>

【新刊発売中】
書籍『マーケティング視点のDX』江端浩人著

DXが「デジタル化」で終わっていませんか?
DXをIT部門に“丸投げ”していませんか?
DXはマーケターの仕事です!
今こそマーケティング視点のDX(DX2.0)を進めよう

DX2.0の「4P」モデル(Problem、Prediction、Process、People)を提唱
国内外の企業事例(富士フイルム、ウォルマート、Zoom…)を10社掲載
「企業のDX診断」、今日から活用できる「DXワークシート」を収録
BP SHOPで購入する
アマゾンで購入する

Let's block ads! (Why?)



"道" - Google ニュース
November 26, 2020 at 03:03AM
https://ift.tt/2Jeb0u5

マリオットと積水ハウスが道の駅に“素泊まりホテル” 狙いは - 日経クロストレンド
"道" - Google ニュース
https://ift.tt/37fc0UX
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment