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Sunday, November 15, 2020

「プレッシャーを掛けられない」 逃げるジョンソンを追う選手たち - ゴルフダイジェスト・オンライン

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◇海外メジャー◇マスターズ 3日目(14日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

今年の海外メジャー最終戦「マスターズ」は3日目を終え、世界ランク1位のダスティン・ジョンソンが後続に4打差をつけて逃げ切り態勢。残り18ホールあるとはいえ、追いかける選手にとって、その手がかりは普段より乏しいものになっている。

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第3ラウンドを首位タイから出たジャスティン・トーマスは、出入り激しく「71」で通算10アンダー止まり。「多くのショットを思い通りに打てたけど、結果がうまく伴わなかった」と、ジョンソンに6打差をつけられた。

最終日は最終組の1つ前でプレーをするが、「DJ(ダスティン・ジョンソン)を追いかける全員にとって不運なのは、観客もいないし、(彼の)状況を難しくするものが何もないこと。騒音も、アドレナリンも、余計なプレッシャーも今年はない」と、オーガスタ独特の雰囲気がないことを残念がった。

例年ならば、誰かがイーグルやバーディを奪うとコースに大歓声が響き渡り、それは遠くにいても把握できる。「パトロンがいないことは大きな違い」と指摘した。

同じく首位から出たジョン・ラーム(スペイン)も、「72」とスコアを伸ばせずむくれ顔。「ひどい1日だった」と振り返り「奇跡的なスコアを出さないとチャンスはない」と最終日の7打差を前に呆然とした。

一方で、逃げるジョンソンは「周りは良い選手ばかりなので、勝つためには良いゴルフをしないといけない」と警戒するが、「ソフトコンディションなので、どの番手でも、距離感に自信さえあればアグレッシブに狙っていける」と手応え。

自身のこれまでのメジャー大会では最終日を4度、首位(タイ)からスタートして1度も勝利につなげられていないが、その記録に終止符を打つ好機が到来した。

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