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Saturday, April 11, 2020

剣の道、貫いて最高位 堤幸司・剣道八段(大分県警) - 大分合同新聞

高校総体2位など競技者として輝かしい実績を重ねた堤

高校総体2位など競技者として輝かしい実績を重ねた堤

 剣道界では〝神〟とも称される八段。近年の合格率は1%にも満たない。直近の審査会(昨年11月29日)は全国から集まった受審者1014人中、合格者はわずか4人。心技体全てで高い完成度が求められるゆえの狭き門だ。その中に、堤幸司(49)=大分県警=が入った。
 八段は七段取得後10年以上経過し、46歳にならないと受けることすらできない。受審者同士による試合さながらの「立ち会い」で、技量を厳しく審査。1次で10分の1程度、2次で数人に絞られる。
 高校総体2位、全国警察剣道選手権2位、全日本選手権6回出場など競技者として輝かしい実績を重ねた。七段合格後「ここからの10年が大切」と八段を意識して稽古も重ねてきた。にもかかわらず、不合格を5回重ねた。うち4回は1次を通過したが、2次でどうしても届かない。どうすれば―。

〇不合格続き心を磨く「実力と品格まだまだ足りない」
 不合格が続いた原因は何だったのか。「見せよう、見せようとはやるばかり。心の整理がつかなかった」と堤は振り返った。
 ただ当てるだけでは認められない、審査では風格と品格も見られる。相手にも、自分にも負けてはいけない。起床、就寝時の黙想で平常心を磨き、忙しい日も未明にランニング。相手の心が動くわずかな〝兆し〟を捉えられるよう、自らを研ぎ澄ました。
 父の義嗣さん(故人)が開いた大分市の道場「誠武館」で小中学生を指導。今春の異動で、由布市の挾間交番所長に。住民との交流機会も増える。全てが自身の向上の場だ。
 「剣道には終わりがない。最高段位に恥じない実力と品格には、まだまだ足りない。修行を通じ、広く社会に貢献したい」。剣の道という一生の道を歩み続ける。

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