かつては長距離を移動するドライバーの休憩所だった「道の駅」。近年は各地で産直市場や食堂などの機能が充実されてきた。さらに驚きの変貌を遂げていて、10月には世界的ホテルチェーンのマリオット・インターナショナルが道の駅隣接地にホテルを開業。来年4月開業予定の道の駅「越前おおの 荒島の郷(さと)」(福井県大野市)では、アウトドア用品のモンベル(大阪市)が出店し、アウトドアレジャーの発信拠点にも。進化する道の駅の現状を探る。
カヌー、クライミング体験
福井県大野市が来年4月22日にオープンする道の駅「越前おおの 荒島の郷」は、令和4年度に開通を予定する中部縦貫自動車道の大野東インターチェンジ近くに立地する。敷地面積約5ヘクタールの施設には地場農産品の直売所、地元食材を生かした飲食コーナーなどを設け、防災拠点としても活用する計画だが、目玉はモンベルの出店だ。
同市とモンベルは平成29年、地方創生に向けた相互連携・協力に関する協定を締結しており、今回の出店は市の要請で決まった。
モンベルの道の駅への出店は全国7店目になる。だが「荒島の郷」ではアウトドア用品の販売だけでなく、カフェ、調整池を活用したカヌー体験、クライミング体験施設も運営する。日本百名山にも選定される荒島岳をはじめ大野市には豊かな自然があり、市はサイクリング、ウオーキングとアウトドアレジャーに力を入れている。石山志保市長は「地域経済の活性化、地域振興を図るための起爆剤として道の駅の計画を進めてきた。モンベルはアウトドアレジャーの拠点として、全国の店と連携していくことも期待している」と強調した。
緊急ヘリポートも
国土交通省が5年に登録制度を設けて始まった道の駅。主に地元の自治体が設置し、今年7月時点で全国1180カ所に広まっている。登録の条件は、トイレや駐車場の休憩機能▽周辺環境や道路状況の情報発信機能▽地域連携機能−の3つを備えていることだ。
制度開始当初は「休憩所」の位置づけだったが、各地で地元産品の販売などが拡充され、道の駅は次第に観光地としての側面を強めていく。国も道の駅を「地方創生・観光を加速する拠点」と掲げて活性化を後押しし、地域ごとに特色を持ってさまざまな活用が進んでいる。
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October 30, 2020 at 06:02AM
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